信州半世紀!北陸・飛騨・信州3つ星街道#天井裏画像ミニツアー@松本,高山,白川郷,金沢

紹介編

昨年(令和6年)11月の松本マンマミーアでの「信州囲む会」が終わってしまって、次回はいつ再会の機会があるかわからないので、今回は信州を思いながら少しつぶやきさせていただきます。

3年前の定年退職後、金沢を拠点に訪日外国人のお世話をする仕事に少し関わる様になりまして、標記の「北陸・飛騨・信州3つ星街道」なる企画があることを知りました。3年前に偶々お誘いを受けて金沢市内のホテルで決起集会の様なものに参加したのですが、そのころは経緯も主旨もよくわからないまま、それでも、要はインバウンドを多く呼び込むための3エリアの連携企画なのだという程度の理解を得ました。(詳細ご興味ございましたら、下記公式サイトご参照ください。)

北陸飛騨3つ星街道の旅 ─世界遺産と3つ星をめぐる旅─

それから3年ほどたち、(昨年末のNHKのニュースで)インバウンドビジネスは半導体の国内市場規模を抜き、自動車に次ぐ巨大市場になったとかで、かなりの訪日外国人がこの3エリアにも増えたようです。個人的な印象としても金沢~白川郷~高山のルートは専用車であれば楽に日帰り出来て、ローカルながらほぼほぼゴールデンルートとして確立しつつあるようです。特に白川郷と高山はインバウンドの多さで国内観光客がかすんでしまうほどです。それでも、やはり松本~金沢というのは、地理的には車でかなり近くなりましたものの、まだ心理的、気分的に遠く、この3エリアが真のゴールデンルートになるのはまだまだ時間がかかるような気がしています。

今回は個人的に少しでもそのお手伝いになればと、3エリアの魅力について画像をメインにご紹介をさせていただきます。当然公式サイトや旅行会社のような観光情報をご紹介しても仕方がないので(また、そのように整理されて奇麗なご紹介は逆にできないので)、今回は普段あまり意識しない各エリアの建物の内側をご覧いただければと思います。題して、3エリアの屋根裏・天井ツアーと致しました。

屋根裏・天井ツアー

下記の画像は昨年3エリア(4地区)で撮ったもので、別に今回のブログのために意識して撮ったものではありませんが、本日画像の整理をしていたら、偶々、3エリアでの建物の天井や屋根裏の画像があることに気が付いたので、急遽ピックアップしたものです。内訳は下記の通りです。いずれも各エリアのメインアトラクションで150年以上の歴史を持つ伝統的建築物です。皆様ご存知の通り、建物からは当時の人達の生活感がリアルに感じられるので、余計な注釈は最低限にして、それぞれの風情、雰囲気をご賞味ください。

  • 松本:松本城
  • 高山:高山陣屋
  • 白川郷:神田家他(合掌造り)
  • 金沢:金沢城(三十間長屋)

松本:松本城

言わずもがなの日本の城を代表する松本城、お城とはいえ現在の姿となった戦国時代末期の平和な雰囲気があるように思います。下記は天守閣の中から撮ったものです。

メンバーの皆様には今更ですが、ご参考までに公式サイト置いておきます。

松本城の歴史 | 国宝 松本城
松本城築城以前 松本城周辺の山城 松本城天守が建築される以前に、松本盆地を囲む山々に山城が築かれていました。ここでは代表的なものを紹介します。 (『わたしたちの松本城』P.58から) 林大城・小城 松本市山辺地区にあって

高山:高山陣屋

高山が天領になった約300年前からなんと昭和44年頃まで県事務所として使われていた高山陣屋は勿論お城ではないので、現在でも見る様な天井ですが、官僚サムライの緊張感がなんとなく漂うような気がします。どこの天井か記憶が定かではないのですが、おそらく台所ではと思います。☛詳細ご興味ある方は下記公式サイトをご参照ください。

高山陣屋
日本で唯一主要建物が現存する代官・郡代所跡、高山陣屋の公式サイトです。江戸時代からの長い歴史や館内の見どころ、各種イベントをはじめ高山陣屋までのアクセスをご紹介します。飛騨高山への観光の際をお考えなら、国指定史跡の高山陣屋までぜひお立ち寄りください。

白川郷:和田家・神田家他(合掌造り)

1995年の世界遺産登録以来、年間2百万人近くの観光客が訪れる白川郷は、吸引力不足と過疎に悩む日本全国の苦戦観光地の羨望の的のようです。それでも現在残っている建築スタイルが確立したと言われる2百年以上前は厳しい生活だったようで、高価で調達困難な釘でなく地元でとれる素材で縛った屋根裏の迫力から、その頃の生活感がひしひしと伝わってきます。☛ご参考までに公式サイト置きますが、旅行会社顔負けのプロセス重視型なので、ここでも生活感を感じると言ったら言い過ぎですかね。

【公式】白川郷観光協会
白川郷観光協会は世界遺産白川郷の観光協会です。日本の原風景である農村文化・生活・暮らしを深く感じることができる白川郷の魅力を日本国内はもちろん、世界に向けて発信していきます。

金沢:金沢城(三十間長屋)

松本城より少し遅れて築城された金沢城は落雷等で何度も焼失と再建を繰り返しておりますが、その中で倉庫(食料や武器)として使われた三十間長屋は数少ない当時のものです。平和な時代のお城なので他の建物は優雅さも感じますが、ここだけは当時の雰囲気、なりふり構わずの緊張感がひしひし伝わってきて、個人的には金沢城の中で一番好きなところです。(何と言っても無料で入れますし。)時はペリー黒船来航後、ロシア等の外国船が金沢港の沖をウロウロしていてかなり不穏なムードだったそうです。細かいですが金沢城も釘を使っていませんが、こちらは(お金持ちなのでコストが理由でなく)高湿度で錆びるためで、白川郷との生活感と真逆ですね。☛公式サイトは金沢城の3つの重要文化財のページです。

重要文化財(石川門・三十間長屋・土蔵(鶴丸倉庫))|金沢城公園
重要文化財(石川門・三十間長屋・土蔵(鶴丸倉庫))についてご紹介いたします。

以上です。

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